車内の臭いは買取査定額にも影響する?!消臭の方法も解説!
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こんにちは、CARさっぽろです!
愛車を売って乗り換えなどをする際に、下取りや買取りをしてもらうことが多いと思いますが、その際どのようなポイントが査定額に影響するのか、皆さんは知っていますか?
もちろん、外装や内装の傷や破損、修復歴や過走行などが大きなマイナスポイントになることを分かっている方は多いと思いますが、目に見えないだけに見落としがちなマイナス査定ポイントの1つとしてあげられるのが「車内の臭い」なのです。
車内の臭いは査定額に大きな影響が!
中古車を選ぶときに車内の臭いを気にする方は結構多く、タバコやペットの臭いが強い車は敬遠される傾向があります。そのため、中古車査定の時点で大きく値段が変わってきてしまう、ということなのです。
タバコやペット臭の他にも、香水や強い香りの芳香剤、化粧品などの臭いもその対象となる場合があります。特にペットをよく乗せていた車は綺麗に掃除をしても、どうしても細かい毛や匂いが残ってしまい、アレルギーを持っている方は喘息や痒みなどの原因にもなり、購入を検討する方が必然的に減ってしまうために査定額が下がってしまう傾向が高くなるのです。
実際のところ車内の臭いはどれくらい査定額に影響するの?
では具体的に買取の際に車内の臭いがどのくらい査定額に影響するのかを解説していきます。
タバコの匂い
もちろん臭いの強さや買取業者によっても多少左右しますが、喫煙車の場合、禁煙車と比較すると5万円程度のマイナス査定になることがあるようです。臭いが強かったり、車内にかなりのヤニが付いてしまっている場合は清掃の手間が増えるため10万円以上のマイナス査定となってしまう場合もあるようです。
ペットの匂い
ペットの臭いの場合もおおよそ5万円程度のマイナス査定となるようです。これもタバコの臭いと同じく、臭いのレベルや業者によって左右されますが、犬や猫などをよく乗せていた車の場合は大体数万円のマイナス査定が一般的なようです。
動物が好きであっても、臭いとなると話は別になるので仕方のないことですよね…
その他の臭い
化粧品や香水、芳香剤の匂いについては、大体1万円程度のマイナス査定になることが多く、どの臭いに関しても高級車であればそのマイナス額も大きくなるのが一般的なようです。
このように臭いの種類は様々考えられますが、どんな臭いでも度が過ぎてしまえばほとんどの場合マイナス査定になってしまうのが「車内」という狭い空間における評価ではないでしょうか。不快な臭いがする狭い空間に入るのは誰でも嫌ですよね。
ついてしまった臭い!どうにか軽減して査定額を上げる方法はないの?
「車でタバコをよく吸っていた」「よくペットとお出かけをしていた」「芳香剤をたくさん積んでいた」などの車を査定に出す場合、どうにか臭いを軽減して査定額をアップする方法はないの?と思われた方もいらっしゃると思います。
もちろん、愛車を査定に出す前に少しでも臭い和らげることでマイナス査定を防ぐ方法はあります!これもいくつかご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
消臭する前に必ず車内清掃を!
いくら消臭をしようとしても臭いの元が残っていては意味がありません。消臭の前には必ず車内を徹底的に清掃することを忘れないようにしましょう。車内のゴミをきちんと捨て、隅々まで掃除機がけをし、拭き掃除が可能な箇所についてはウエットタイプのアルコールクリーナーでしっかりと拭き掃除をしましょう。
消臭スプレーを駆使しよう!
車内清掃が完了したらここで消臭スプレーの出番です。車内用の消臭スプレーを車のシートやフロアマットなどの布地の部分にしっかりとスプレーしましょう。ただし吹きすぎても意味がありませんので、しっかりと説明書きを読み、正しい量をスプレーするようにしましょう。
消臭剤を置こう!
スプレー消臭に加えて置き型の消臭剤を置くのも効果的です。ここでの注意点として、スプレータイプ、置き型ともに無香料の消臭剤を使うことがポイントです。香料の入ったものを使ってしまうと当然ですが逆効果となってしまいます。
換気をしよう!
晴れた日にドアを開けて換気をするというのも一定の効果が期待できますので、換気をしてみるのもよいでしょう!こもった空気の中で車内清掃を行うのも効果が薄れてしまいますので、車内清掃や消臭の段階で換気と同時進行で行うのがオススメです。
それでも臭いが残ってしまう時は?
ここまでしても臭いがかなり残っているようであれば、査定の際に大きくマイナスになる可能性も考えられますから、少し費用をかけて専門業者やガソリンスタンドなどで車内の清掃を依頼するという方法もあります。専門業者では、自分では手を出しにくいエアコンフィルターの清掃なども行ってくれますので、かなり効果的と言えるでしょう。これに付随して、喫煙者の方は車内でタバコを吸う際は窓を大きく開けてエアコンを切るなどの配慮をすることも重要なポイントと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?愛車の査定に「車内の臭い」が大きく影響してくるということがお分かりいただけたかと思います。査定前の清掃ももちろん大事ですが、なによりも愛車に乗る際になるべく臭いをつけないように工夫する、ということが何よりも査定額をダウンさせないコツと言えますので、普段から気をつけることが大切です。特に臭いに対する評価は皆それぞれ主観が伴うものなので、いつも使っている自分の車の臭いには気づきにくく、人の車の臭いは敏感に反応してしまうものではないでしょうか。ご自身の愛車ですから、自分の好きに使うのが一番ではありますが、いつかやってくる車の入れ替え時期に査定額を不用意に落とさないためにも、またあなたの愛車に乗られる次のユーザーのためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね!