陸送ってなに?北海道と他の地域間で中古車を購入するポイント
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こんにちは CARさっぽろです!
ウェブの中古車屋さんで好みの中古車を発見したけど、販売ショップが近隣じゃなかった…なんてことはありませんか?同じ都道府県である北海道内で見つけたとしても、北海道は広いため意外と距離がある場合もあります。
ましてや本州から車を取り寄せた時、逆に北海道から車を取り寄せる場合はどうすれば良いのでしょうか?
そんなとき必要になるのが「陸送」という輸送方法です。今回は、意外と知らない陸送のポイントなどについてお伝えします。
陸送とは「陸上」で「輸送」すること
陸送とは、乗用車やトラック、重機自動車などの車輌を、陸上(陸路)を使用して輸送することです。
陸送には大型のキャリアカー(積載車)により、複数台を一度に運ぶ方法や、車両登録前の対象車を仮ナンバーを付与して自走し購入者・依頼者の元へ届ける方法などがあります。
冒頭であげた北海道から本州、本州から北海道の輸送のときには、海を渡りますが、途中に海運輸送をはさむ場合も、最初は陸路からスタートするので、ほぼ「陸送」と呼ばれます。「自動車輸送」や「車輌輸送」と同じ意味で使われています。
納車費用と陸送費は別物なの?
陸送費は上記のような車を運送することに掛かる費用のみをさします。
納車費用はその他の、洗車代・ガソリン代・登録費用などのことを指す場合もありますが、正確には納車準備費用という言い方で車を運ぶこととは区別されています。
もちろん、商談内容によって納車費用に陸送費を含んでいる場合もあり、ショップごとに内訳や表記の仕方も違うので、詳細については車を購入するショップの担当の方からしっかり説明を受けましょう。
北海道札幌近郊と国内各都市からの陸送のおおよその日程目安
東北(仙台):4日前後
関東(都内):5日前後
甲信越(長野):6日前後
北陸(石川):6日前後
中部(名古屋):6日前後
関西(大阪):6日前後
中国(広島):7日前後
四国(高知):7日前後
九州(福岡):8日前後
沖縄(本島):9日前後
上記は、あくまで目安です。天候不良、繁忙期などが重なっていないなど順調に移動ができた場合です。冬期の降雪期間や夏期の台風シーズンは陸送に時間を要する場合は余計にかかってきます。
こちらに関しても、お取引されるショップさんに前もってどの程度の日数がかかるかは確認しておいた方が確実です。
中古車販売ショップにお願いするか、陸送専門業者にお願いするか
中古車販売店などの購入先が遠方の場合は、直接陸送の専門業者に依頼することも可能です。しかし、車は車で購入し、陸送は別という形をとると、やり取りをする先が増える点や、トータルでかかる経費が増す場合もあり、必ずしも良い方法とは言い切れません。
個人間などの場合は別にしても、中古車販売ショップはお得意先の陸送業者さんがいたり、知識も豊富です。全体として考えることができるので、お得になる場合もあります。
中古車販売ショップによって、陸送方法や費用の基準はそれぞれですので、費用について聞くことが一番です。
陸送が必要な遠方の中古車販売ショップで車を買う際のポイント
・お住まいの地域に納車は可能かどうかを確認する。
・陸送費を含めても予算内に収まるかどうかを判断する。
・現車確認が出来ない分、気になる箇所など詳細な画像の提供をお願いするなど車両状態を十分に確認する。
※詳しく教えてもらえる中古車販売ショップさんはより安心ですね。
など、陸送費用を含めた納車費用を事前にしっかり確認しておきましょう。
中古車を遠方から購入する際は、直接現車確認が出来なかったり、陸送費などが余計にかかるなどデメリットが多いのも確かです。
しかし選んだ車にこだわりを持つ人にとっては、ちょっとしたデメリットよりも、自分が欲しい車を優先して買いたい気持ちも良く分かります。
しっかりサポートしてくれるショップさんとの出会いが大切ですね。
まとめ
・陸送は主に陸路を使用して自動車を輸送させること
・陸送費は納車費用に含まれる場合もあるので確認を!
・北海道⇔仙台で約4日、沖縄間の場合は9日前後
・陸送専門業者に直接依頼するよりも中古車販売ショップに全部お願いした方が楽
・陸送が可能か?十分な車両状態の確認、費用の詳細など事前確認がポイント