エンジンスターター取付のメリット・デメリット|選ぶ際のポイントも解説
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こんにちは、CARさっぽろです!
寒い冬場に車に乗り込む際、車内がすでに暖まっていると、ドライバーとしては嬉しいですよね。
特に北海道など寒冷地の場合、雪が積もったりガラスが凍ったりしていると、車を走らせるのにも時間がかかってしまうため、エンジンスターターがあるとスムーズに車を発進させることができます。
しかし、実際に使う際はデメリットにも目を向け、自分や愛車にマッチするものを選ぶことが大切です。
この記事では、エンジンスターター取付のメリット・デメリットや、選ぶ際のポイントについても解説します。
エンジンスターター取付のメリット
エンジンスターター取付の主なメリットとしては、次のようなものがあげられます。
乗車前に車内の寒さ・暑さを解消できる |
●氷点下を下回るほど気温が下がると、車は暖房をつけても暖まるまで時間がかかるが、エンジンスターターを使うと乗車前に車内が暖かくなり快適 ●夏の暑い日も同様で、事前にエアコンをかけると乗車前に車内が涼しくなる |
除雪時の負担が軽減される |
●寒い時期は積雪・ガラス凍結によって、すぐに車を動かせないケースは珍しくないため、エンジンスターターがあれば屋内にいながら雪や氷が解けるのを待つことができる ●ボディ表面の雪や氷が解けると、除雪作業も楽になるため作業が効率的 |
車内の温度を屋内から調整可能 |
●エンジンスターターのタイプによっては、エンジン始動後に車内のエアコン温度を屋内から調整することもできる ●快適な気温に合わせておけば、暑すぎず寒すぎない気温の車内に乗り込める |
ドライバーが暑さ・寒さを我慢せず運転できるのは、体調管理の観点から大きなメリットといえそうです。
除雪の機会が多い地域では、ドライバーの作業負担を軽くすることも期待できるため、毎日の除雪が面倒に感じている場合は導入を真剣に検討すべきでしょう。
エンジンスターター取付のデメリット
エンジンスターターを取り付けたり、実際に利用したり際のデメリットとしては、次のようなものがあげられます。
ガソリン代がかかる | 乗車前にエンジンをかけるため、その分ガソリンを多く使用することから、結果的にガソリン代がかさむ可能性がある |
操作できない場合がある | 自宅や職場から駐車場が離れていると、電波が届かず操作できないケースがある |
取り付けられない車種・エンジンスターターがある | ●MT車など、一部エンジンスターターの取り付けが推奨されない車種がある ●エンジンスターター自体は取付可能なものの、市販されているものでは対応できないケースも考えられる |
エンジンスターターの取付は、どのような車でもできるわけではないため、基本的にはメーカー・ディーラー等に確認してから判断することになります。
車種によっては、取付方法を誤るとエンジン始動後に暴走してしまうおそれもあるため、不安がある場合は純正品を使用するのがよいでしょう。
エンジンスターター取付を検討する際のポイント
エンジンスターター取付を検討する際は、愛車に取り付けられるかどうか確認するのはもちろんのこと、どのような機能が備わっているのかを確認してから取り付けることが大切です。
希望に応じて次の点を比較検討し、必要なものが備わったエンジンスターターを選びましょう。
純正品か社外品か |
●純正品は間違いなく愛車に取付可能であり、メーカーによる動作保証などもつくが、価格が高い傾向にある ●社外品は純正品に比べて安価で、製品の種類も豊富だが、純正品に比べると信頼性の面で劣る |
液晶表示の有無 |
●液晶が備わっているリモコンは、アイドリング残り時間・社内の温度・車両電圧等がリモコンで確認できる ●LED表示の場合はボタンが大きめで、冬場は手袋をはめたまま押しやすいが、音と光で状態を確認しなければならない |
ドアロックオプション | エンジンスターターのリモコンを使ってロック・解除ができるようになるオプションで、このオプションがない場合、いったんエンジンスターターでエンジンを止め、それから再度純正のキーレスキー等でドアを開ける必要がある |
アンサーバック機能 | エンジンスタート・ドアロック操作が完了したかどうか、リモコンで確認できる機能 |
防犯LED | 建物などの弊害を考慮して計測された「実用通信距離」が長距離だと、安心して使用できる |
電波到達距離 | 項目3の内容です。項目3の内容です。項目3の内容です。 |
まとめ
エンジンスターターを愛車に取り付けると、夏の暑い日も、冬の寒い日も、ドライバーが乗車するタイミングで快適な車内環境が実現します。
ガソリン代は多少増えてしまうものと考えられますが、冬場は除雪・解氷の負担も軽減されるため、北海道など寒冷地で暮らす人にとってのメリットは特に大きいはずです。
実際にエンジンスターターの取付を検討する際は、純正品と社外品の違いを理解しつつ、電波の距離やドアロックオプションなど、自分にとって不便が少ないものを選びましょう。